(44) 6ヶ月で消化
ゾウ魔人の雁首、ヘビくんが呑んじまうぞ!
[ぞうまじんのがんくび へびくんがのんじまうぞ]
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こないだ本屋で『ちいさな王子』(サン=テグジュペリ著、野崎歓訳、光文社)という最強すぎる本を発見して、即購入。(いわゆる『星の王子さま』の新訳です。)
上の回文は、その冒頭をモチーフにしているわけですが、上手く作れず、元ネタとは大分かけ離れてしまったよ。言葉運びは自然でよいかもしれないけど。
一応他にも考えたんですけどね。
「あ、帽?」 「ガチで違う! ボア!」
……kawahar氏(回文師)からの影響を激しく受けているなあ。しかし分かりにくい。元ネタを付記しないと全く意味が分からない。誰か、いいのが出来たら教えてください。
おまけに、本がらみの話をもう一つ。
(22)に書いた『みどりのめのりどみ』(しばはら ち作・絵、講談社)を探して、読んでみました。絵本です。「りどみ」は、恐ろしい魔物か何かかと勝手に想像していましたが、実は男の子の名前でした。
りどみくんが、自分をさらった悪魔(その名は「ルビデ」)を、知恵を使って退治するというストーリー。絵はかわいい。随所になぞなぞや迷路やまちがいさがしなどがちりばめられていて、それを解きながら読み進むと、何となく自分が冒険している気分になってきます。小さい頃読んだら結構はまってたかもしれない。
残念な点は、タイトル以外には回文が現れないことですかね。まあそんなことを期待しているのは自分くらいのものなんでしょうが。
過激なタイトルの効果もあって、なかなかインパクトのある絵本でした。たまに絵本読むと楽しいですね。回文絵本じゃなくても。