(206) 顔かお金か
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「世の中はさあ、
旦那とね、顔とね、胸と、お金となんだ。
浅はかなのよ」
[よのなかはさあ
だんなとね かおとね むねと おかねとなんだ
あさはかなのよ]
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某有名回文「世の中ね、顔かお金かなのよ」の、性別を限定したばーじょん。元ネタを改悪したものを出す意味がどこにあるのかは、わかりません。
「世の中ね、顔かお金かなのよ」の褒めどころは、まずはやはり間投助詞です。前も書いたけど。
回文に現れる助詞については、今までもいろいろ書きましたが、いつかもう少しちゃんとまとめたいです。とくに、見返してみると、接続助詞についてぜんぜん書いていませんでした。回文における接続詞・接続助詞の出現頻度の低さは、大いに研究すべき点であろうと思っています。