(51) 憧れのあなた

ア、アイツ? アレが、コガネムシ? ……胸が焦がれ、熱い! 嗚呼!
 [あ あいつ あれが こがねむし むねがこがれ あつい ああ]

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10日以上間が空いてしまったけれど、それでもちゃんと読みに来て下さるあなたには、とてもとても感謝しておりますよ。


最近実感されてきたことですが、回文を作る目的には、大雑把に言って以下の3つがあるかなあと。

  • 回文そのものが目的。よい回文を作りたい、というもの。
  • 回文を通じて新しい世界を作り出すことが目的。回文は手段。
  • 回文を生み出すその行為が目的。言葉弄りの楽しさとか。

とてもテキトーだけど、そしてこんなに判然と分けられるものじゃないけど、回文を読んでるときに、作者のしたいことは何なのかを考える上で、案外参考になる気がした今日この頃。
でも解説少なすぎて何のことやら分からないですよね。私もよく分かってないんですよ。そのうちまた書くかも。
ちなみに私自身が回文を作るときは、2つ目や3つ目は副産物と見なして、1つ目の目的をひたすらに追いたいと思ってますが、理想はともかく、上記のようないい加減な回文ばかり作ってるようじゃあいけませんよ!
……戒めたの。そのため、終い。