(204) 東風馬耳を射る


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「ヨロレイ♪」
「“ヨロレイヒ〜♪”で、“ヒ〜”入れろよ〜」
「ヨロレイ〜♪」
「ひで〜、“ヒ”入れろよ、入れろよ!」
[よろれい よろれいひ〜 で ひ〜 いれろよ〜
 よろれい〜 ひで〜 ひ いれろよ いれろよ]

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トンカツの回文をなんとなく思い出しますね。

世のほとんどの回文は、ある単語からスタートして、それとそのひっくり返しを少しずつ引き延ばしながら作られているわけですが、標記の回文は、全体のストーリーを大雑把に想定しながら作ってるので、勝手がちょっと違います。こういう回文は、単なる偶然だけでは作れないと思われるので、自分としてはけっこう重要視しているのです。

でも、偶然からできた回文のほうが面白がられたりするのだ。そして実際面白かったりするから困るんですほんと。