(147) 目利きの効き目

「うろだらけか……」と、日の光あて目利き。
「……決め手あり! 歌碑の一欠片だろう!」
[うろだらけか と ひのひかりあてめきき
 きめてあり かひのひとかけらだろう]

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 間が空いてしまいすいません。今日はもう13日なんですが、11月11日はやっぱり回文ブログとして見過ごせないので、日付を改竄しました。

 さて、実は(144),(145),(146),(147)は地味ながらシリーズものです。さて共通点は何でしょう?

 即座に答え:これらはそれぞれ「づめ」「どおし」「ずくめ」「だらけ」という接尾語をスタートにして作られた回文なのでした。名詞とか動詞とか、自立語から回文を作る時代はもう終わりましたね。などと大胆な主張をしたいわけではないですが、たまに変なところから回文を作り始めると面白いです。