(145) もうおしまい

「潮時なり」とひとり泣き通し。
 [しおどきなりとひとりなきどおし]

                    • -

 コンパクトに。ネガティブな回文が続いてすいません。
 そっくりな回文を昔作ったことがある気がして、いろいろと思い出してみるに、それは
  「裏技あり」とひとり嘲う。
だった。前から自覚してるんだけど、引用の「と」を使うのが自分の癖なのです。「ああやっぱり」とひとり腑に落ちる。
 あと、辞書(大辞林)で「潮時」をひいたら、「物事をするのにちょうどよい時」と書いてあって、自分の抱いていた語感と食い違ってた。自分にはマイナスな感じの強い語なのだが。