(112) 内々定を頂いた

内々定キタッ! やった!」「……」「……聞いていないな?」
 [ないないていきたっ やった きいていないな」

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 今さら言うまでもありませんが、フィクション。

 真ん中の「……」が、回文のルールに問題を突きつけているのかも知れない。知らない。

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 現在制作中のアンビグラムは、そう読もうと思えばそう読めなくもないものができたんですが、周囲の意見を聞いたところ案の定読めなかったので、もう少し考えよう。ここでの粘りがきっと重要なのだ。ろうか。もう無理な気もする。
 アンビグラムの大家ジョン・ラングドンさんのサイトを見ていたら、アンビグラムを作る際のアドバイスとして、「読めないものや汚いものをアンビグラムと呼んではいけません。それはゴミなので捨てましょう」とか書いてありました。怖っ。
 回文でも同じことを主張してみようか。「意味が分からないものや汚いものを回文と呼んではいけません。それはゴミなので捨てましょう。」 このサイトに、ゴミでない回文が果たしてどれだけあるか。意味の分からないものはそれほど多くないと思うけど、汚いのは多そうだなあ。困った困った。でも、汚く見えるものは、回文としての美しさ以外に、何がしかの見るべき点があるはず……だといいんですけど。